海外では紀元前(8世紀の古バビロニア王朝)まで遡り、国王の墓の地下排水に土を 焼いた管を使用したのが一番古いのではないでしょうか。 日本では、明治中期から後期にかけて考案され、本格化したのは、戦中、戦後にかけて 食糧増産の為の農地整備が行われた頃で、食糧増産に大きく貢献し、また昭和30年代後半から 40年代前半にかけては、住宅地整備工事等に伴い、排水処理の為に新興都市建設に大きく 貢献しました。 その後新建材(合成樹脂管等)が開発され、使用される様になり、広く普及するが、 昭和50年代後半から再び土管暗渠が注目され始め、現在に至るが、地球にやさしい究極の 素材として土管も捨てがたい。 |